ニュース詳細

2024.12.27

【登記関係】会社の倒産と破産の違い

ニュース一覧

主に外資系企業の日本支店、日本子会社へワン・ストップ・サービスを提供しているアークアウトソーシング株式会社が会社の倒産と破産についての違いをご説明します。これは、所内勉強会を基にした内容であり、対話形式により分かりやすくお伝えします。 

登場人物;
ケンさん:23歳男性、入社 1 年目 (パスポートがなかなか取得できない)
エマさん:34 歳女性、一児の母であり教育係(年末年始はこたつでみかんを食べる)
ジョージさん:46 歳男性、パラリーガルを目指して奮闘中(Happy New year Coming soon)

ケンさん:
最近、ニュースで船井電機が破産手続き開始の決定を受けたって聞いたんですが、そもそも倒産と破産に違いがあるんですか?全然イメージがわかなくて…。」

エマさん:
いい質問ね。倒産と破産は確かに混同されがちだけど、実は違うの。まず倒産だけど、これは会社が事業を続けられない状態になることを指すの。たとえば、売上が足りなくて経費が払えなくなる場合ね。一方で、破産は裁判所が関与する法的な手続きよ。

ケンさん:
ええと、じゃあ破産って倒産の一部ということですか?

ジョージさん:
その通り!倒産にはいろいろな種類があって、破産はその中の一つだね。具体的には、会社がもう借金を返済できないことを裁判所に認めてもらい、会社の資産を清算して債権者に分配する手続きなんだよ。

エマさん:
そうね。たとえば、船井電機の場合、破産手続き開始の決定がされたけど、そこから民事再生法を申請して再建を目指すなんてケースもあるのよ。

ケンさん:
なるほど、倒産って一言で言ってもいろんな状況があるんですね。分かりやすかったです!」

おわりに
今回は、会社の倒産と破産の違いについてご説明しました。
なお、今回の解説も、概略的な内容を紹介する目的で作成されたものですので、専門家としてのアドバイスは含まれておりません。
個別に専門家からのアドバイスを受けることなく、本情報を基に判断し行動されることのないようお願い申し上げます。
ご不明な点等ございましたら、お気軽に弊社までご相談下さい。

(参考資料) 
法務省:破産法

ページの先頭へ